2009-07-01から1ヶ月間の記事一覧

十三夜荘奇談

「まんがのソムリエ」は、吉田秋生の『十三夜荘奇談』を取り上げることにして原稿を書き始めた。まだ、横浜で銀行員をやっていたころに、もうつきあっていた家の者から借りて読んで、泣いたなあ……。人と何かが違っていると感じるために孤独感を持つ、という…

イギリスからの学生たち

6時に起きて散歩。いやあ、すがすがしい。夏は朝だ!8時半には家を出て神田に向かう。アキバのデジタルハリウッド大学でイギリス人の夏期特別留学生のためのゲスト講師を引き受けたのであった。ポーツマスの大学で主にゲーム・デザインの勉強をしている4人で…

文学山房

そろそろ報告していいだろう。小学館クリエイティブから、5月に急死されたやまだ紫さんの本が出版されることになった。先日の京都へ日帰り出張は、クリエイティブの川村さんと一緒に、やまださんの御霊前にお線香を手向け、やまださんのお連れ合いである白…

いよいよ南洋だな/話題か味か?

昨日は午前中晴れて、入道雲が出て夏らしいなあ、と思っていたら、夕方になっていきなりどしゃぶり。これはいよいよ南洋なのである。50過ぎたらパラオに移住したいな、と若い頃考えていたのだけど、わざわざパラオに行かなくても、こっちがパラオになって…

朝の散歩から

気持ちのよい快晴。今日は先週買ったポシェットにカメラを入れて、日曜日の長い散歩に出た。野鳥の楽園から福栄スポーツ公園といういつものコース。スポーツ公園は野球場やテニスコートのほかに、この写真の公園があるわけだが、実は下水の二次処理場の屋上…

パワーポイントに苦戦

晴れると暑いのは当たり前。仕事場のそばの児童公園では子ども縁日である。夏休みなのだなあ。きのう、デジハリの高橋先生にできあがったPPTファイルを送ったのだが、画像がリンクされていないという返事。オープンオフィスのプレゼンテーションソフトに…

酒井七馬「鉄拳ボーイ」

ついさっき「藤子・F・不二雄全集」第1回配本の3冊が届いたのだけど、これは明日にでも感想を書くとして、本日は酒井七馬の赤本『鉄拳ボーイ』を入手した。昭和25年1月発行で、版元は吹田市の三彩堂。幼年向きのウエスタンである。主人公は少年保安官のポカ…

大西ユカリ・ライブを聴く

雨が上がって、散歩が出来るのがなにより。膝の調子はヒアルロン酸を飲んだのが効いているのか、まずまず。でも、9月の集中講義期間はちょっと心配だなあ。『ダ・ヴィンチ』の銀鉄999特集のゲラを確認。 昨日書いた「まんがのシクミ」を手直しして送信。…

見出しを変えてみた

雨。せっかくの日蝕だというのにねえ。前の1963年もたいそうな騒ぎで、我々は磨りガラスにろうそくの煤をつけた簡易日蝕眼鏡なんぞをつくったのを覚えている。あれって今は駄目なんだってねえ。紫外線の遮断効果がないらしい。 ブログの見出しを変えてみた。…

入稿日

散歩を終えて家に戻る途中から細かな霧雨が降り出した。涼しいのは良いのだが、雨は苦手だ。まあ、雨が好きという人は少ないだろうがね。 専門学校で編集を教えていた頃、「雨が嫌い」とか「ラッシュが苦手」という書き出しのエッセイはだめだ、とさんざん言…

「異人たちとの夏」@シアタークリエ

午前中は家の掃除や散歩に使う。 午後、家のものと木場で買いものをしてから日比谷。 ああ、買ったのはオイルレザーのポシェット。カジュアルな格好で出かけるときは、ポケットが少ないものだから、ついつい文庫本やらなんらやを家のものに持たせる癖があっ…

本日は配線作業

風がよく通って気持ちが良い。 日曜日ではあるが早めに起きる。 はんだ作業は午後ではさすがに苦しいので、午前中に片付けることに。子ども時代から宿題は朝、なのであった。しばらくはエージングが必要なのだが、コアボリュームが上がった効果は早くも出て…

ニハトリノオヤコ

筑摩の青木さんがネットで見つけてくれた戦前の絵本『ニハトリノオヤコ』が届いた。 版元の児訓社は、戦後『新寶島』を出した育英出版の別名義で、育英出版では参考書や先生向けの指導書(いわゆるアンチョコ)を、児訓社では子ども向けの絵本類を出していた…

オオサカンドリーム

朝、文庫版の解説を書くことになっている西田俊也さんの『オオサカンドリーム』のゲラが届いた。これはなかなか懐かしい、というか思い出深い小説なのである。 西田さんとはじめて会ったのも大宝寺町の事務所だった。当時、大阪の新聞や雑誌でマンガ家兼コラ…

月組「エリザベート」

昨日、家に帰る途中、右膝が急に痛み出した。もともと寒くなるとお皿の下あたりに鈍痛があっったのだが、今回は内側にかなりの痛みで、歩行困難になるほど。晩飯の調理はサポーターをしてなんとかこなしたが、風呂でよく暖めてから早寝。今朝はずいぶんマシ…

昭和少年SF大図鑑

午前中は根津の弥生美術館まで『昭和少年SF大図鑑展』を見学に行った。戦後から昭和40年代前半くらいまでの少年雑誌やプラモデルパッケージに使われた空想科学イラストを集めたもの。良いですねえ「空想科学」という響き。小松崎茂、伊藤展安、南村喬之…

インタビュー原稿を書く

昨晩の取材をさっそく原稿化。 17文字×425行=7225文字。つまり、18枚のロングインタビューである。通常なら2日がかりのボリュームだが、いかんせん時間がない。やるのが男ぞ。というわけで、黙々とキーボードを打つ。 途中、秋田書店ATC版『…

『週刊エコノミスト』

先日書いた記事の掲載された『週刊エコノミスト』が届いた。本日発売である。見かけたら立ち読みしてちょんまげ。 学生時代、この雑誌はもっとアカデミックで、執筆者はほとんどが大学の経済学、経営学の先生たちだった。我が和歌山大学経済学部・小野ゼミで…

トランスの交換

ひさびさに本格的な晴れ。行徳野鳥園〜スポーツ公園というコースで長めの散歩。 今すんでいる町は、中央線沿線のように文化的な空気がただよっているというわけではないが、緑は多い。300Bアンプのトランス交換をすることに。 ノグチトランスのPMF10WS…

ラフを描く

終日、秋田ATC『キャプテンハーロック』上巻の作業。 図版を選んでラフを描いて、原稿を書く。 手慣れた仕事ではあるが、いよいよ追い込みの選挙カーに邪魔されて何度か手を置く。 5時に完成したものをデザイナーの北田くんに送る。月曜日はM先生インタ…

のらくろ漫画集

一時、とんでもない値段がついていた講談社文庫の「のらくろ漫画集」がずいぶん安くなっていたので買った。図版資料にするときに古本で持っているとちょっと便利なのである。1冊200円くらいだとなくされてもあきらめがつくし……。『古書に見る関西出版の…

東京国際ブックフェアに行く

図版類をデザイナーの北田くんに送ってから東京ビッグサイトへ。 今日から日曜日まで開催の東京国際ブックフェアをのぞく。 今回は、WEBマガジン用のネタ探しが主な目的である入り口付近。前はもっとごった返していた記憶がある。ビジネスデーだからなの…

蒸し暑くて参る

雨が降ったりやんだりで、しかも気温も湿度も高い。 香港の梅雨……、よりはましか。そう言えば、もう15年以上前のことだと思うが、『サライ』などの仕事をしていた女性ライターのNさんが、返還前の香港を取材すると言って向こうに住み着いた。女性は思いきっ…

スコールか?

朝、散歩中にいきなり大粒の雨が降ってきて、すぐに止んだ。25年前にパラオに遊びに行ったとき、こういう感じの雨には何度もあったものだが、日本も南洋の気候になったってことなのか?お昼は秋田書店の大西さんと「ラ・リビエール」でランチをしながら打ち…

老眼鏡を忘れる

朝から地下鉄が止まっているというニュースが流れて、どたばたしていたら老眼鏡を忘れた。 最近は老眼鏡にもなれてきたので、ないと本を読んだり原稿を書いたりするときには逆に疲れる。目がしょぼしょぼするのだ。肩も凝る。 そんな状態で「まんが最前線」2…

米團治の「地獄八景亡者戯」@行徳文化ホールI&I

1時半過ぎに家を出て駅の向こうにある行徳文化ーホールI&Iまで。 桂米團治独演会を聴く。 600人ほど収容の小さなホールで、一人芝居や室内楽、落語にはちょうどよい規模。 ただ、二階から張出し舞台が見にくい構造なので 前に小朝師匠の独演会があっ…

うゑださと士さん個展IN三省堂

朝から「デジタルコンテンツ白書」の直し。 校正さんからの疑問出しがいろいろあったのだ。 面白いなと思ったのは、単行本をコミックスとコミックにわけたほうがいいのではないか、という指摘だった。 かつて、雑誌扱い単行本をコミックス、書籍扱いを単行本…

とりあえず謹慎あけ

いろいろあって1年ちょっとの間、自主的に謹慎蟄居していた。 1年が謹慎蟄居の期間として十分なものかどうか、わからない。 タレントさんや著名人なら3ヶ月とか半年かもしれないし 徳川家康の六男だった松平忠輝なんて人は67年も謹慎蟄居して、 とうとう赦さ…