そう言えば丸12年

 仕事をしていたので忘れていたが、こっちに引っ越して丸12年経ったのであった。たしか、8月15日の深夜バスで大阪を旅立ったはずだ。引っ越すなり、マンションの風呂釜がいかれてて、大急ぎで風呂屋を探したのだ。お盆で不動産屋は休みだし、引越し作業後、風呂に入れないのは辛いからね。その風呂屋は今も健在でたまに行くのだ。向かい側にタバコ屋があって、フルーツ牛乳を飲んだのだけど、そこはもうない。
 ああ、いつもトラブル続きだなあ。でも、今暮らしている街はなかなか気に入っている。公園も多いし、食い物もまあまあ。今日は公園の横に去年できたカレーの店に行った。脱サラおやじのこだわりカレーはくやしいがうまい。ちょっと話を聞いたら、行徳生まれでサラリーマン時代は別のところにいたのだが帰ってきたという。この街もできて35年くらいだから、そろそろ第二世代がいるのだね。
 マンションのお隣には息子さんが子どもたちを連れて帰省しているし。

記憶では、翌日は引越し作業をして、その次の日から事務所用の物件を探して、翌週は残っている仕事を片付けに大阪に戻ったと思う。8月30日が土曜日でその日に大阪の事務所意を引き払って、日曜日を挟んで9月1日が事務所の引越しだったはず。あのときは42歳。アラフォだったのね。今、54歳。う〜む、光陰矢のごとし。今さらのように実感している。