呂布と貂蝉

久々の秋晴れ。公園では子どもフリーマーケット。朝からテントを張ったりしている。散歩後、「フリースタイル」のゲラなどチェック。

午後、集会所でマンションの給配水管の現状報告会。築30年を経てずいぶん痛んでいる。早急な対応が必要、という結論に。

3時に家を出て池袋。東京芸術劇場で開催中の「京劇フェスティバル」。北京京劇院による「三国志呂布貂蝉」。

英雄・呂布と結んで権力をほしいままにする奸臣・董卓を滅ぼすため頭を悩ます王允に娘の貂蝉は国のためなら命をささげてもいいと告げる。王允は美しい娘を使って連環の計をめぐらせる。早い話が娘に美人局をさせて二人を反目させようというわけ。
呂布を演じた李宏図さんという役者が抜群にうまい。わかりやすい内容で、殺陣もたっぷりあって理屈ぬきに楽しめた。途中、字幕が故障した場面もあったが、雰囲気だけでなんとなくせりふの想像ができるのが不思議。

帰途、浦安で途中下車して「すりばちラーメン」に。もともと、家の近所にあったのだが、ずいぶん前に浦安に移転したのだった。「行徳よりお客が多いから」とおやじさん。たしかに、駅前は行徳の何倍もにぎやかである。頼んだのはいつもの味噌ラーメンと餃子。個人的にすりばち系の味噌ラーメンは好きなのだ。