雪の休日

朝起きたら雪が舞っていた。ベランダの窓を開けたら寒い。
朝食後は自分の部屋にこもって、LPなんぞを聴きながら過ごす。
先日のクエ鍋の席で、『FMレコパル』の「ライブコミック」シリーズが話題になった。手塚治虫松本零士貝塚ひろしといった当時を代表するマンガ家がさまざまなジャンルのミュージシャンをマンガで描いた短編シリーズ。もともとはプログレ少年だったあたしがJAZZに傾倒していくきっかけは、石森章太郎がマイルスを描いた「SO WHAT」だった。例のクリスマス喧嘩セッションを非常に印象的なマンガにしていたのだ。マイルスもだけどモンクが格好良くてね。なんてドラマチックな音楽なんだろう、と思ったのだ。セッションが行われたのは1954年のクリスマス・イブ。あたしが生まれた翌日なのであった。

夕方、こんな日は何が何でも鍋、という気分になって雪の中を買い物に出た。今夜は鴨鍋だ。