77年11月の中座

市川市の防災放送で起きる。我が家のあたりでも水道本管の破損があったらしい。節水を呼びかける放送であった。
テレビニュースを見ていたが、専門家のみなさんの発言についていけない。理屈よりも、今困っている人をどう助けるかではないのか?
あほらしいのでテレビを消して、部屋の片付けにかかる。
夕方、やっと片付いたので、先日買った朝丘雪路のCDを聴きながら、ここ数日に届いた郵便などを確認。都民劇場の通信で連載の矢野誠一「舞台の記憶」は77年11月の中座「仮名手本忠臣蔵」。三田純一先生の誘いで、戸板康二小泉喜美子と4人で舞台を見た後、宗右衛門町の店で食事をした思い出。一昨年、久々に訪れた道頓堀のあまりの変貌振りに、嘆いたというオチ。この芝居は観ていないが、阪神淡路大震災のすぐ後、仕事がすべて中断してしまったあたしは、中座でまだ勘九郎だった勘三郎の「文七元結」を観て、なんだかほっとしたことを思い出した。
そんな、懐かしいミナミももう昔の思い出にしか残っていない。
さて、明日からの輪番計画停電であるが、市川市は2グループにわかれていて、うちがどっちか知るすべがなさそうだ、しかも、2回停電エリアなのだね。とりあえず、朝6時間、午後6時間を想定しているけど、電車も当然止まるのだろうね。往復毎日歩いていくのはきつそうだなあ。明日は打ち合わせとゲラがあるので休めないしね。早寝する。
わわっ。今頃断水だ、どうなっとんの??