月組「アルジェの男」

taihouji212011-09-23

お彼岸。散歩のついでにおはぎを買う。
午後、日比谷に。東京宝塚劇場月組公演「アルジェの男」「ダンス・ロマネスク」。
「アルジェの男」は74年に初演された舞台の再々演。ツレちゃんで初演を観たのは、あたしが19歳の時であったか。37年の時を経て観ると、どうしてもストーリー展開が古い。舞台は大戦前のフランス領アルジェ。スラムで育ったジュリアンはパリ祭の夜、アルジェ総督の財布をすろうとして失敗、総督の家に招かれる。総督は彼に自分のもとで野望をかなえると言い出す。総督の運転手になったジュリアン。やがて本国に戻ることになった総督とともにパリへ。5年後のパリ祭。そこには社交界の新星となったジュリアンがいた。
かつての恋人が、ダンサーとなってパリにいたり、その愛人がアルジェ時代のジュリアンのライバルだったり・・・・・。今の観客には唐突に感じる設定が続く。70年代のタカラヅカらしいお話ではあるけどねえ。
どうも、きりやんは演目に恵まれていないような気がする。