漫画が語る戦争/ゼロファイター

taihouji212013-07-18

監修役をつとめたアンソロジー『漫画が語る戦争』全2冊の見本ができてきました。
装丁は大阪の多田和博さんにお願いしました。
放課後、神保町シアターで「ゼロ・ファイター大空戦」観てきました。森谷司郎監督のデビュー作は「首」だとばかり思っていましたが、こっちが先なんですね。軍の参謀たちに正面から向かっていく加山雄三演じる伝説のゼロファイターが素晴らしい。
「燃料がないんだ。大和魂零戦が飛べますか」
司令官役の千秋実、野武士肌のパイロットを演じた佐藤充もいい。厭戦的な内容なのにエンタテインメントとしての面白さが充溢していて、戦闘機乗りに憧れてしまうのは、まずいかなあ。
森谷監督は、台湾の国民学校時代に、小生の高校時代の担任とクラスメートだったのですよ。当時のふたりの夢は「少年戦車兵になること」・・・・・。
生きていればこそ、映画監督としてすぐれた作品を残せたし、うちの担任は小生たち優れた後進を育てたわけですよ。
「生きてもどれ」こそ、加山雄三演じる九段中尉(実は・・・)の願いなのです。