新春浅草歌舞伎

taihouji212015-01-07

新春浅草歌舞伎を観てきました。 
今年はどっと若返って、
松也、歌昇、巳之助、種之助、米吉、隼人、児太郎の7人衆に。
みんな20代だそうです。
ただ、かつての菊之助新之助辰之助時代に比べると、
イマイチ花がないような気がします。
舞台は、「仮名手本忠臣蔵」から、山崎街道と勘平切腹
松也の勘平と、児太郎のおかる。
う〜ん。どうなんでしょうね。
運命に弄ばれるおかる勘平がもうすこし描けたのではないかなあ。
一文字屋女房お才で贔屓の歌女之丞さんが出ていて、これは良かったです。
休憩を挟んで「猩々」「俄獅子」。
種之助の猩々が可愛くていいですねえ。動きもすばらしい。
ちょっと困ったのは
隣り合わせた、たぶん団塊の御夫婦がヘンにやかましかったこと。
まるではじめて歌舞伎を見たアメリカ人みたいに騒ぐのよね。
若い頃からアメリカ文化を浴びるようにして育ったために、
心はアメリカ人になったのかもしれない。