デジタルコンテンツ白書2009

「デジタルコンテンツ白書2009」が出た。日本と世界のコンテンツビジネスの現状をデータと記事で知ることが出来る、という点ではおそらく今一番役立つ資料だと思う。コンテンツを文化としてではなく純粋に産業として分析するのはなかなか難しいのだが、その点でもバランスがとれている。冒頭の、SMEの北川社長とスペースシャワーの中井会長、慶応の中村先生、経産省の村上さんによる座談会も非常にスリリングだしね。大学でコンテンツ産業論を研究する先生方や学生さんはもちろんだが、「メディア芸術総合センター」に関わる人たちにもぜひ読んでもらいたいものだ。読めば少なくともあんなひどい基本計画にはならなかったはずだ。1冊6000円。安いと思うよ。

30日の進行表を作って森下文化センターに送ってから、「まんがのソムリエ」原稿を書く。めずらしく苦戦したなあ。そろそろ明日の打ち合わせようの資料も読まないといけない。

夜、月末で晶文社を退社する宮里くんを某社某さんに紹介。そのまま「振分」で呑む。