月末だ

9時45分に家を出て池袋。11時から西池袋「ぽえむ」でイーブックの「まんが最前線」のために呉智英さんインタビュー。マンガ学会やマンガ学の今について2時間。プラス雑談1時間。
早くも1月末。今年もあと11ヶ月。
明日からの出張取材の準備など。

ところで、「コミックリュウ」でやっている大塚英志さんのマンガ学講義の連載が面白い。今月分では、映画的手法とストーリーマンガに関する混乱をうまく整理している。映画的手法=ストーリーマンガというのはおかしい、とあたしもずっと思っている。結局、どちらも後になって手塚マンガに冠せられたもので、冠せられた対象が同一だからいつのまにか、イコールで結ばれている。これをわけて考えれば、手塚治虫の本当の意味での出発点は「地底国の怪人」ということになるはずだ。それは酒井さんからのマンガ家としての完全なる独立でもある。

月刊 COMIC ( コミック ) リュウ 2010年 03月号 [雑誌]

月刊 COMIC ( コミック ) リュウ 2010年 03月号 [雑誌]