ゲゲゲ展

taihouji212010-08-20

お昼前に秋田書店に行き、「JINGI」の入稿。大西さん、星野さんとランチ。

そのまま有楽町線銀座一丁目に出て松屋で開催中の「ゲゲゲ展」を見る。気がつけば明後日までだったのだ。会場は満員で、原画を見るためには行列に並ばねばならない。しかも、みんななかなか原画の前から動かない。「大水木展」に比べればずいぶん小規模な展覧会なのに、やはり「ゲゲゲの女房」効果であろう。今朝の『東京新聞』にも、調布でドラマ終了後を見据えた鬼太郎のまちづくりが進行中というようなニュースがあったなあ。会場内にはドラマの小道具やセットの一部も展示されていた。さらに、ミュージアムショップも人でいっぱい。レジに行列ができるほど。フィギアやグッズを物色していたらきりがないので、お土産は絵はがき2枚にしておいた。

戻って来たら「ダ・ヴィンチ」のゲラが出ていた。『蒼穹の昴』登場人物相関図にいろいろ書き加えたものを超特急で返信。

昨日、カッカからメールが来ていて、浅草で呑むことになっていたのであった。いろいろ話もあるのだろうと思ったのだが、やはり・・・。駒形どぜうでカッカは愛が必要だ、と叫ぶのである。つまりは、ゲゲゲの女房がほしい、と。自分の作品を読んで励まして支えてくれる人だね。とはいえ、水木さんだってひとりの頃から貧乏しながら描き続けていたわけで、女房が居たから描けたのではない。というわけで「小説を書きたいなら書くのを先にしなはれ」と言ったのだが、如何?

帰宅後、困ったことが判明。これまで集中講義のギャラと交通費の立て替え分はその月に出ていたので多少は当てにしていたら、今年は違っていたのであった。あらあら。世の中どんどん世知辛くなるねえ。