東京まで歩く

昨夜は、録画しておいた「笑の大学」を観た。稲垣吾郎がうまいのに驚く。ただ、できれば舞台で完全な二人芝居として観たいなあ。映画的なおまけはこの脚本にはあわないと思う。

午前中、年表の作業続き。川村さんからは全作品を網羅したらどうかと言われたが、スペースを考えるとそれは無理。級数をうんと下げるなら別だけど・・・。さらに、年表の目的は梶原一騎をよく知らない読者のため、と聞いているので、マニア向けに細かい書誌データをつくる必要もない。初心者には、ざくっと人物と業績がわかればいいはずだ。ということで方向付けをしたらずいぶん作業が楽になった。

午後、散歩に出る。今日は旧江戸川河川敷を川下に歩いて、今井橋を渡ってみた。旧江戸川は千葉県と東京都の境目を流れていて、今井橋の真ん中にも県境の表示板がある。千葉側はわが市川市。東京側は江戸川区。不思議なことに対岸に渡ると微妙に空気感が違う。個人的には千葉側のほうがまったりしていて好きだな。橋のたもとに今井交通児童公園という、「ウルトラマン」か「ウルトラセブン」あたりに出てきそうな公園があった。もとは水上バスの発着所があったようだが、今は出札口と船着き場の跡が残っているだけ。さすがに往復１時間４５分のロング・ウォークになった。