丹下左膳

到来物↓

丹下左膳〔完全版〕 (マンガショップシリーズ 421)

丹下左膳〔完全版〕 (マンガショップシリーズ 421)

小沢さとるが『週刊少年キング』に連載した林不忘原作の時代劇。ちょうど、松山英太郎でテレビドラマが作られたタイミングで、ドラマには藤子不二雄が浪人役でゲスト出演したと思う。掲載誌はたしか近所のパン屋の店先で立ち読みしていたのではなかったかなあ。そのときは気づかなかったのだけど、絵や構図にずいぶん白土三平の影響が入っているように感じられる。それにしても迫力のある左膳だ。
朝から『まんがのソムリエ』原稿。
昼は「ジンギスカン霧島」。新メニューの和風カレー味ラム丼。
午後も原稿。途中、煮詰まってきたのでアキバまで散歩。閉店セール中の石丸ソフト本店で以下の2枚を半額で。
シング・シング・シング+8(紙ジャケット仕様)

シング・シング・シング+8(紙ジャケット仕様)

あなたのために+1(紙ジャケット仕様)

あなたのために+1(紙ジャケット仕様)

原稿はようやく7時に完成したが、一晩寝かせることにした。
で、ニュースを見たら、村野守美さんの訃報。『COM』に載った『ほえろボボ』第1回を読んでぶっとんだことを思い出した。『垣根の魔女』も好きだったし、青林堂から出ていた短編集も大切にしている。大雨の後で釣りをする話……最後のコマは忘れない。心に残る絵をかく人だったのだ。『ある日の手塚治虫』にも原稿をいただいている。パーティなどでお見かけした村野さんはいつも車いすだったけど、マンガの中ではサルマタ姿で手塚さんを迎えていた。その絵がまたとてもいいのだ。あっちがどんどん賑やかになるなあ。