漫画家のキャリアフォーラム

このところの節電で土曜日の列車はいつも満員。参るなあ。
仕事場で「せこむらいふ」ゲラの最終確認。
昼は「鶴の恩がえし」で冷やし中華。いつも通り「漫画ゴラク」読みながら。
12時に仕事場を出てアキバのデジハリ。「漫画家のキャリアフォーラム」に出席。他のパネラーは、マンガユニット「うめ」の小沢高広さん、マンガ家の一色希彦さん、ビットウエイの河田洋次郎さん、デジハリの高橋光輝准教授、ときわ荘プロジェクトの菊池健さん。『マンガ産業論』の読者比率が高いことに驚いた。
スタートラインに立とうとしているマンガ家志望者が「食えるのか」と、将来を考えているのだとすればいささか違和感があるのだけど、客席は実際にマンガ産業に関わっている人たちのほうが多かったので、かなりつっこんだ現状まで話す。個人的には、これからの出版変革の中でノンフィクョン系のフリーライターが食えるのか、というほうが切実だなあ。時間が限られていたので、やや生煮え。客席側の菅谷充さんのコメントに一番説得力があったのではないか?
4時半から歌舞伎の予定があって大急ぎで辞して、新橋演舞場に駆けつけたら、もぎりの人に「これは明日のチケットですが」と。失敗失敗。