プルートゥ

舞台「プルートゥ」を観てまいりました。
渋谷の「シアターコクーン」中二階右側。首が疲れました。
客席は満員で、立ち見も出るほど。
浦沢ファン、長崎ファンの方でしょうか
30〜40代の方が多い。
舞台にはいきなりコマワリされただけの原稿用紙のようなボード。
いかにもマンガを意識していているのがアリアリで
ちょっとどうかなあ、と心配しましたが
演出のシェルカウイはお得意の舞踏に演劇、映像、マンガの要素を加えて、面白い舞台に仕上げていました。
ストーリーの前半をはしょって人間らしいロボット・ゲジヒトに焦点を当てたのもいいと思います。
できることならプルートゥ=サハドの苦悩をもうすこし描ききってほしいな、とは思いましたが・・・。
テーマは人間とは何かロボットとは何か、だと思いますが
こういう時期なので
原作にある「憎しみからは何も生まれない」というテーマが
胸に響きました。
アトムにはダンサーで俳優の森山未來
ダンスが素晴らしいです。
天馬博士とブラウ1589に柄本明
天馬博士のイメージではありませんが、味があります。
ゲジヒトに寺脇康文
ほか
寺脇のゲジヒトはドイツっぽくないです。