東京国際ブックフェアに行く

図版類をデザイナーの北田くんに送ってから東京ビッグサイトへ。
今日から日曜日まで開催の東京国際ブックフェアをのぞく。
今回は、WEBマガジン用のネタ探しが主な目的である

入り口付近。前はもっとごった返していた記憶がある。ビジネスデーだからなのかな。


お馴染みパンローリングのコーナー。
復刻マンガがずらりとならんで、懐かしそうに手に取る人も多い。
編集担当の日下さんや社長と挨拶。
「暗闇五段」を買った。


ベルギーのブースでは絵本の制作を実演中。


フィンランドのブースで日本スタイルのマンガを発見。
もうここまで来ているのだ。それにしても、オノマトペは日本語なんだね。「ニヤリ」だってさ。


西1・2を使って、途中連絡通路で仕切られているからなのか、全体にちょっと寂しい感じ。
いつもマンガのブースが少ないのが気になっていたが、小学館は映像化作品と復刻を中心にそれなりのスペースを確保していた。わざわざフランクフルトまで行かなくても、世界中のバイヤーが東京にマンガの買い付けに来る、というのでないといけない。
国立メディア芸術センターをつくるよりも、そっちのほうが大切だと思うのだがね。

ネタ探しで回ったデジタル関係はあまり面白そうなネタがない。デジタル・ペーパーも目新しくないし、電子コミックレンタルもねえ・・・。収穫はなし、であった。

家に戻って夕刊を見たら
平岡正明さん逝去」のニュース。
直接お会いしたのはたしか2回くらいだと思う。
自分の興味の赴くままに、ジャズや歌謡曲や落語やマンガを縦横無尽に語る、というタイプの評論家はもう出てこないのではないか?