文学山房

そろそろ報告していいだろう。小学館クリエイティブから、5月に急死されたやまだ紫さんの本が出版されることになった。先日の京都へ日帰り出張は、クリエイティブの川村さんと一緒に、やまださんの御霊前にお線香を手向け、やまださんのお連れ合いである白取さんにご挨拶するためだったのである。さらに「性悪猫」には解説を書かせていただくことになった。ご自身が癌とともに生きている白取さんにとって、やまださんの作品を後世に残すことは命がけの仕事なのである。当然のことながら、解説者としては入魂の原稿を書かないといけない。出版の時期などはおいおいお知らせする。

「まんがのソムリエ」KANATAバージョンを書く。メルマガとイーブックのホームページとデジタルマガジン「KATANA」に掲載なので、どうしても若干の書き直しが必要になるのだ。まあ、そうならないように書く手もあるのだが、メルマガは「どうして今なのか」を強調したいし、とりあえずは2ヴァージョン書くしかなさそうだ。

昼は「福寿苑」でカルビ定食。ちょっと栄養をつけないとね。

「旬の本棚」用の書籍を物色しているうちに3時半過ぎ。大急ぎで用意をして明治神宮前。セコムで「せこむらいふ」取材打ち合わせ後、副都心線丸ノ内線を乗り継いで四谷三丁目。バー&チェコ料理店「だあしぇんか」で開催中のイラストレーターYOCHANさんの個展「文学山房Petit」に立ち寄る。お気に入りの幻想・奇想SF作品をモチーフにしたイラスト。今回はスライドショーでも公開していてなかなか面白い。生ビールを飲みながら、常駐中のYOCHANさんと少しお話をしてから引き上げる。