十三夜荘奇談

「まんがのソムリエ」は、吉田秋生の『十三夜荘奇談』を取り上げることにして原稿を書き始めた。まだ、横浜で銀行員をやっていたころに、もうつきあっていた家の者から借りて読んで、泣いたなあ……。人と何かが違っていると感じるために孤独感を持つ、というのは誰にでもある経験なんだけど、それをすばらしい物語に紡いでいる。個人的にはこの時代の短編が好きだ。というようなことを5枚にまとめた。

昼は仕事場の近所に数年前に開店した「キッチンジロー」を今頃試してみた。若い頃なら大満足のボリュームなのだが、この歳ではちょっと辛い。ホタテのクリームコロッケとハヤシライス。ハヤシライスは少し残してしまった。もったいない。

家の者がそろそろ洗濯機を買い換えたい、というのでアキバまで様子を見に行く。10年前に今のマンションを買ったときに、洗濯機を買い換えて、やはり10年もすると調子が悪いらしい。石丸で話を聞いて、カタログをもらう。そのまま、石丸3号店に立ち寄ると、タンパ・レコードの名盤が紙ジャケットで出ていたので思わず買う。

　

マンガの復刻もだけど、ジャズのほうも「よくぞこんなものまで」という幻の名盤が次々に出ている。

6時前に「まんがのソムリエ」原稿を送信。これでイーブック連載のお盆進行は完了。

ところで、これはずっと内緒だったのだけど、もう公式発表されたようなので書いておく。
杉浦茂のキャラクターが読売新聞のＣＭに登場することになった。アニメの制作はスタジオ・ジブリで日本テレビの番組などに登場するようだ。
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