白石加代子の源氏物語

昨夜は「やまだ紫作品集」のカバー案を届けてくれた小学館クリエイティブの川村さんと、ちょっとだけのつもりが11時まで呑んでしまった。やれやれ。
「へんなの……」の造本もやってくれた真田さんのデザインは非常にいい。3案出ているが、今回はやまださんの絵の魅力を前面に打ち出すことで、白取さんを含めて一致しているので、躊躇なく1つに決めた。ただ、気になるところもいくつかあるので、そこを再考してもらうことになった。今回はあまり口を出さない、と誓ったのだけど……。
今朝はちょっと二日酔い気味だけど、とにかく散歩でアルコールを外に出した。

喜多桐スズメさんがマンガを描いた『ジャパニーズ・イングリッシュでどこが悪いの?』(北星堂)が届いた。著者は拓殖大学教授で日本ビジネスコミュニケーション学会理事の長尾素子さん。スズメさんつきあいの幅が広いなあ。ジャパニーズ・イングリッシュで自信を持って外国人とコミュニケーションしようよ、というとても面白い本。スズメさんのマンガにも大笑い。

北千住まで出て、1010劇場で「白石加代子源氏物語〜須磨・明石と末摘花」。瀬戸内源氏の須磨・明石をベースに朧月夜などを絡め、中でも末摘花を大きくフューチャーした一人芝居。複雑な人間関係をわかりやすく脚本にまとめた鴨下先生の手腕に驚く。
それにしても、お隣としゃべったり、がさごそ大きな音を立てたり、あちこちで携帯がなったり、客筋があまりよくないのかなあ。中でも、携帯がなって画面をオープンしちゃったおばさんがいたのは……。