来客の多い日

taihouji212010-01-22

一転して冷え込む。体が暖かさに慣れているだけに辛い。
本日は来客の多い一日であった。お昼前には秋田書店の大西さんが来て、入稿データを手渡して、食事がてら次の打ち合わせなど。例の件もそろそろ動くことに。夕方、絵物語やSFの研究家である大橋さんが鶴書房のマンガ出版について訊きに来る予定なので資料を用意していると、イーブックの鈴木さん(社長ではない。念のため)から退社の挨拶に、という電話。小学館クリエイティブの川村さんは貸してあった「やまだ紫作品集」の返却がてら、先日解説を書いた『忍者武芸帳』8巻の見本刷りを届けてくれた。喫茶店でいろいろアイディア出し。夕方には『ダ・ヴィンチ』のゲラも出た。
そんなこんなで新書の原稿はあまり進んでいない。明日は世間が休みなので、ここを利用してちょっとがんばらないとまずい。
大橋さんのヒアリングの後で、一緒に少し飲む。マンガ家の記念館はあちこちにあるのに、SF作家の記念館は星新一記念館すらないことに話が及ぶ。日本SFの挿絵作家の原画にいたっては引き取り手もあまりない由。まあこれはマンガも似たようなもので、里中さんたちはメディア芸術総合センターに原画の保存機能を求めていたようだが……。いずれにしても、そろそろ日本SF史料館みたいなものが求められてもいいように思う。