デフレの大波がドンブラコ?
某版元さんから聞いたのだが、最近印刷屋さんの新規営業が盛んらしい。当然、今までのところよりも安い価格を提示して食い込みをはかってくる。印刷業界にもダンピングによるデフレスパイラルが起きているようだ。聞けば、仕事がなくなったデザイナーさんたちも低価格で売り込みに来るらしい。ってことは、ライターにも低価格の波が来るに違いない。売れっ子の人達はいいが、カツカツでやっているあたしには死活問題だ。それでも書き続けるしかない。ギャラが安くなったら月産を増やすまでだ。生きるためにはほかに道がないのである。
というわけでがんばって原稿。
途中、まんがのソムリエの構想が頭の端でまとまっていたので、そっちも書いてしまう。
読み終わった本。コレクションはすばらしいが、広告史とするなら、もうちょっと突っ込んだ文章でも良かったように思う。仁丹のマークの大礼服は文官の正装だということをゴーストライターを務めた「森下仁丹100年誌」にも書いた。武官のビスマルクとは関係ない。
- 作者: 佐溝力
- 出版社/メーカー: 祥伝社
- 発売日: 2009/10/30
- メディア: 単行本
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