がんばれ! のたり松太郎

今日は胡禄神社の祭礼「七一四祭り」なので、いつもの公園では花火の準備、その横の通りでは夜店の準備が朝からはじまっていた。年々盛大になるのはいいのだけど、帰り道がふさがれてしまうのが困るのであった。
仕事場に出ると『みどりの魔王』と『デジタルコンテンツ白書』のゲラが出ていた。分量が多いのでちょっと大変だ。
昼は「ジンギスカン霧島」。
午後は、「まんがのソムリエ」原稿。今回は『のたり松太郎』である。大相撲の浄化運動なんてやられた日には松ちゃんのような自由奔放な関取は居場所がなくなってしまう。田中くんだってそうだ。松ちゃんに比べたら、朝青龍なんてかわいいものだし、賭博問題なんて赤ん坊みたいなもんだ。なにしろ、骨折休場中にじいさんとギャンブルにはまって、やみ金に1千万円も借金をためたんだからねえ。今なら、解雇どころが間違いなく除名、永久追放だろうなあ。でも、松ちゃんの破天荒に生き方に読者は救われるのだ。非実在青少年規制と言い、いつの間に日本人は浄化されたシミひとつない世界が好きになったんだろうね。

小杉なんぎさんから電話。タイガースをテーマにした短歌集の出版が決まったという。めでたい! あちこちに原稿を送って反応がなく、いよいよお金がなくなりアルバイトに出ようかとしていたら、その前日に版元から返事が来たのだという。こういう劇的なところがすばらしいなあ。今年はタイガースの調子も良いからきっと売れるはずだ。これをきっかけにもの書き生活に戻ってくれるだろう。