新雑誌『ネメシス』

ベルントさんから原稿の翻訳に関する疑問出しなどが出て、いよいよ作業が溜まってきた。打ち合わせもあって、大阪での百田優子さんの葬儀には出ることはできなくなってしまった。それでもしっかり、東京の空の下から見送ることにした。十万億土の向こうに行くのだから、どこで送ってもわかるはずだ。
昼は「神田焼きそば 麺ヱ門」。
2時に講談社月刊少年シリウス』のおふたりと宮坂くんが来訪。『少年シリウス』は創刊当時に初代編集長に何度かインタビューしているのだ。母体だった『マガジンZ』が休刊して、目下独立愚連隊状態の雑誌である。そこから『ネメシス』という季刊の別冊が立ち上がったのだ。雑誌ではあるが、書籍扱いでぶ厚い。内容は今風のとんがったマンガが中心で、講談社の『ガロ』といったところか。あたしなどはすぎむらしんいちさんの「女ゾンビの夜」や、「キリコ」の木葉功一さんの「ディザインド」あたりが手慣れておもしろいと思うけど、ターゲットになっている世代からするとベテラン過ぎるのかなあ。ほかに、MouRaの電子コミックでデビューした岡村星さんなど。ターゲットゾーンにどう売り込むか、だな。このブログで紹介してもPR効果は期待できないが、貧者の一灯である。

宮坂くんと「たけむら」で駄弁る。