ミュージカル「PUCK」と「ビリー・エリオット」

taihouji212014-12-20

東京宝塚劇場月組公演を観てまいりました。お芝居は、シェークスピアの「真夏の夜の夢」をベースに小池先生が書き下ろしたミュージカル「PUCK」。1992年に月組の大先輩であるフェアリー・スター涼風真世に当てて書かれた舞台の再演です。主題歌をユーミンが書いたことでも話題になりました。「エールの残照」(94年)に谷村新司が関わったりして、宝塚も新しいことに果敢にチャレンジしはじめていた時期でした。
で、2014年版ですが、龍真咲の2代目PUCKが可愛くていいですね。もじゃもじゃ頭に赤いボーダーのシャツというのは、吉祥寺の巨匠を思い出させますが。
ショーは中村暁先生の「CRYSTAL TAKARAZUKA〜イメージの結晶」。ダンスを中心にした中身の濃いショーでした。ホフマンをイメージした「オリンピア」の機械人形(オートマタ)のダンスや、迫力満点の水のイメージの群舞が素晴らしかったです。
夜はみゆき座で「ビリー・エリオット ミュージカル・ライブ」を観てきました。
夕刊フジ」の中本さんおすすめの映画です。
昔、ロンドンで観た舞台ですが、これは最新版の映像化。
何度観てもいいですね。
もちろん、主役のビリーはじめ子役は新キャストでした。
本当にイギリスの舞台は人材が豊富で、これを日本版で作るのは無理かもしれません。
ロンドンで観たときに困ったのは、イギリスの炭鉱労働者のみなさんのアクセントをきちんと表現されていたので、はじめの20分くらいは、別の言語みたいでわけがわからなかったことです。
今回は字幕を読むことができたので、やっとわかりました。
ビリー役のエリオットくん(そうなんです)はもちろん、ビリーのお父さんと親友のマイケルがいいです。
映画なんですけど、何度も何度も拍手をしてしま